立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

11月16日(金)の志ら玉

晴。
9時半起床。

昼、湯島。
広小路亭、「立川流広小路寄席」出演。
只四楼と出番変わってもらい、サラクチで「権助魚」。
高座終わりで、御徒町駅入るも山手線が止まっていて焦る。
上野から京浜東北線で何とか品川へ向かう。

列車遅れのせいで、開始10分前に会場内へ滑り込む。
14時、品川プリンスクラブex、「けものフレンズ2 ゆきふるよるのけものたち」。 
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アニメ「けものフレンズ」を舞台化した「2.5次元ミュージカル」。
鈴木絢音佐々木琴子主演。
佐々木琴子さんの勇姿を見るべく、事前にアニメ版をコツコツ予習して、観覧。
キャスト日替わりで数パターンあるなか、本日は「アライさんとフェネックの回」。

佐々木琴子さんの「キタキツネ」。
アニメ版では「ぼくっ子」キャラ。
果たしてどう演じるのかと見る前からドキドキしていたが、「萌え」寄りの「ぼくっ子」とは違うさっぱりした「ぼくっ子」。
琴子さんらしい。

序盤から琴子さんがソロで歌うシーン有。
乃木坂内パフォーマンスではほぼ口パク、ライブで稀に生歌パートあっても彼女はユニゾンパート。
私が彼女のソロ生歌目撃したのはアンダーライブ内で三、四度。しかもほぼ数小節。
そんな彼女が堂々とソロパートを任され、歌っている姿に感涙。

鈴木絢音さんは「ギンギツネ」。
人見知りの嘘つきキャラ。
これは役作り難しかったと思わせる。

琴子・絢音二人だけで歌い、踊るパートも有、御馳走。

正直なところ、二人共に「ミュージカル」としての技芸が優れていた訳ではない。
特に声量と歌い出し。
2.5次元」とは云え「ミュージカル」なのであるから、二人にある程度専門的な最低限のレッスン受けさせる準備でもあれば、より堂々と舞台に立てたのでは、とその点やや気の毒に思った。
恐らく何の下地も無いことを思えば、プレッシャーのなか大奮闘だと思いたい。
演技面では、アニメの世界観をベースに、彼女達らしいキャラクターも読み取れ、楽しい。

でべそ付きの半円形舞台で、客席に降りて来ての出ハケも有り。
ギュッと詰まった客席配置で身近に役者を感じられる舞台であった。

ダブルカーテンコールで、日替わりのキャスト挨拶は仁藤萌乃
彼女の歌と踊りは流石。伊達にAKBの禄を食んでいた訳ではないと思わせるものがある。

二時間強。
決して安価な観劇料ではないが、結句見に行って良かった。

会場出ると、目の前に秋田県アンテナショップが。
秋田出身鈴木絢音さんとの縁感じ、立ち寄る。
りんごジュースとトマトジュース購入。

港南口へ回り、銀だこ酒場。
ハイボールに、とんぺい焼きとマグロぶつ。
仕事終わりのサラリーマン客が増えてきたところで、出る。

19時帰宅。
ツイッターで観劇感想あれこれ呟く。
疲れて、1時就寝。