立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

8月23日のらく里

13:05、たまむすび起床。

16:30、代々木公園で落研古参Y先輩と待ち合わせ。
ライブに誘っていただいたのだ。
早速売店の缶ビールと缶チューハイで乾杯。
いやー、これぞ自由業の特権。

すぐそばの渋谷AXへ。
HMV主催ライブ「アイドル乱舞」。
平日なので入りどうなのかと思っていたが、満員。
最後方の下手壁際から観覧。

17:30開始。
持ち時間20分の全11組。
出演順に簡単な感想を述べる。

・Cheeky Parade
初見。
トップに相応しい生きが良いステージ。
数人で側転したり、動きがダイナミック。
avexのアイドルストリート生。
スパガの妹分だが、スパガより好きかも。
また見たい。

hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)
三人共はじけて、舞台を広く走り回っていた。
楽しそうな三人見られ、こちらも楽しくなる。
ただ後方私の周りでは反応薄め。
みんなどう思って見ていたんだろう。
彼女達の魅力最大限引き出せるのは、今のところもっと身近な小さいライブハウスであるのは間違いない。
そこでの初見と、大箱での初見では印象違うからな。

・チームしゃちほこ
スターダストの名古屋拠点のグループ。
初見で期待していた一組だが、とても良かった。
アクロバティックなダンスあり派手ながらもしっかりしたステージング。
大手事務所だけあって衣装と楽曲アレンジが豪華。
それだけで第一印象の引きつけられ方が全然違う。
栄え方三割増し。
名古屋のグループなので頻繁に見られないかもしれないが今後要チェック。

Mary Angel
大阪拠点の二人組。
舞台でのパフォーマンスは、特に目を引くところはなかった。
別のステージで見ればおそらく印象違うだろうが、この大舞台ではあまり興味ひかれず。

・Jewel Kiss
動画で見ていたが、こちらも生で見たかったグループ。
北海道のローカルアイドル
衣装派手だが、チープな感じがそれらしくていい。
楽曲・ダンス等の手作り感も温かみが伝わる。
全力疾走が伝わるステージ。
いつも観客に正座して聞いてもらうバラードがあると紹介し、スタンディングのAXのお客皆を正座させたのは驚いた!あっぱれ!!
少数ヲタ客の前だけでやっていたことが、2000人のお客の前でも立派に通じた瞬間。
彼女達のヲタは激しいコール等で有名だが、その少数派が一生懸命応援している感が出て、いい方に転んだ。
ヲタ込みで良い空間になっていた。

私立恵比寿中学
お客の盛り上がりからエビ中ファンが一番多いだろう。
貫禄のステージ。
オーラが違った。

東京女子流
一応ゲスト枠という出演。
「おんなじキモチ」ショートバージョンだったのが残念。
エビ中と同じく、貫禄が他グループとは違う。

・Dorothy Little Happy
生初見だが、評判高いの知っていたので、無意識に自分の中でハードル上げていたのかもしれない。さほどでもなかった。
決して悪くはないが、これといって引っかかるものはなかったなぁ。
しかし、「デモサヨナラ」はキラーチューン。

・Tomato n'Pine
こちらも動画でチラと見ていただけの生初見。
事前イメージでは、お洒落先行のお高くとまったグループかと思っていたが、さにあらず。
品が良くて、粋。
東京女子流もそうだが、ふと「粋」なところを感じるアイドルは、好きになってしまう傾向がある。
非常に良かったです。
楽曲も大人向き。渋いが格好いい。
ショーを見るように、一杯飲みながらゆったり見たいグループだと思った。

でんぱ組.inc
彼女達トリで大丈夫かという心配若干あったが、杞憂であった。
一人欠場にも関わらず(そのメンバーのパネルを舞台に置いていた。以前秋葉原タワレコでもこの手法やっていた)、それを感じさせないパフォーマンス。
寸劇的振付が広い舞台にぴったり合う。
「萌えキュンソングを世界にお届け」というキャッチフレーズだが、アートパフォーマンスとして海外での方が通じるのではと思った。
彼女達を、環境あまり良くない狭いステージでしか見ていなかったが、きちんとした大ステージでこんなにも栄えるとは。
甘く見ていた。
素晴らしいパフォーマンス見られ、でんぱ組を再認識出来たことは大きな収穫。

22時過ぎ終了。
4時間半超え公演!
オールスタンディング故、後半足腰に疲労が出て集中力を欠く。
もう少し出入り自由なのんびりした空間にするか、あと三、四組減らすか。
しかし20分の持ち時間統一は、ベストだと思う。

プロ野球ジュニアオールスターの趣。
若手の全力プレーが見られて楽しかった。

エビ中と女子流の二組は格が違った。
頭二つは抜けている。凄いや。