立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の終わりなき日常

6月5日(金)の志ら玉

曇。

11時起床。

 

radikoタイムフリー、「こち星」。

ゲスト武元唯衣。

卒業セレモニー終了後の収録ということで、吹っ切れた明るさがある回で、良い。

 

池袋。

18時半、サンシャイン劇場、前進座創立95周年記念公演「お久文七恋元結」。

山田洋次脚本の「文七元結」新作歌舞伎。

文七、早瀬栄之丞。ちょっとキザっぽい文七。

お久、横山由依。オープニング、花道での短い独白が素晴らしく、いきなり感動す。自ら吉原へ身売りに赴く十七歳の娘に見えた。ラストの歌舞伎調渡り台詞は、その素養が身体に入っていないだけに矢張りリズムとメロディーが狂う。落語においても同様の台詞廻しあるが、実は現代人には難しいものなのであろう。入場時、ロビーの雰囲気がいつもより華やかだったのは、横山由依目当ての客層による効果では。

近江屋卯兵衛、藤川矢之輔。曽我廼家寛太郎との絡み、楽しそうに勤めている様に見えた。しかし決して役柄から脱線しない、その上での柳の様な芝居は流石。

番頭善六、曽我廼家寛太郎。本来無理のある江戸弁での役だが、それが道化役としてメタ的に効いている。前作ではコメディリリーフ的に笑いの場だけで出てきた故の不自然さあったが、今作にあっては筋振りも担い自然に笑わせる役柄となっていた。重要な役回り。

長兵衛、柳生啓介。山田洋次脚本で獅童が長兵衛演じた「文七元結物語」と同じく、その「馬鹿」というのを引き摺るキャラクター造形。

お兼、河原崎國太郎。

家主吾助、嵐芳三郎。

美濃屋主人お福、山崎辰三郎。

前半は「文七元結」に則した脚本、休憩後の後半は文七とお久の恋の行方というオリジナル脚本、という構成。

落語の「文七元結」にはあるが歌舞伎の「人情噺文七元結」には無い、近江屋内での五十両紛失詮議の場が、面白し。曽我廼家寛太郎活躍。

また見世の名は、歌舞伎の「角海老」でなく落語のスタンダード「佐野槌」であった。

劇中口上有。終幕でハッピーエンドとわかってから入るその間が良い。前進座九十五周年の挨拶。

カーテンコール有。

21時終演。

 

MX、「大岡越前」録画視聴。

「持った病の人助け」。

脚本大西信行。「五貫裁き」のアレンジ。

品川隆二・花沢徳衛ゲスト回。

長屋の住人役で関敬六。

 

2時就寝。