立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

2月13日のらく里

11:30起床。
昨夜の酒のせいかややだるい。

14:00三ノ輪にて踊りの稽古。

夕方、買い物して帰宅。

ライブDVD鑑賞。
ももいろクローバーZ「サマーダイブ2011 極楽門からこんにちは」。
現場見に行っていたが、DVDで見るとまた印象違う。
私見ではDVDの方が良い。
カメラの台数も多いし、編集も小気味良い。

オープニングの寸劇も、当日舞台から決して近くなかった私の場所からはやや冗長に感じたが、編集やカメラワークで全くそう感じない。
DVD化を見越しての極めて映像的なライブ・演出だったと気付く。

ライブ中盤から疲労困憊のリーダー百田夏菜子
その為現場では歌声がよく聞こえず痛々しい印象さえ抱かせたが、DVDでは当然きちんとしたマイクで拾われ収録されておりそこまでの悪印象はない。
それどころかフラフラに歌い踊りながらも、アップでとらえた心からの笑顔を見ると、ランナーズハイ状態の凄みすら感じ鳥肌立った。

ラストのダブルアンコール求めるお客のコールシーンもそう。
あんな舞台裏とは当日のお客は知らなかった。
現場では、夏菜子の声のみの「クリスマスに会いましょうー」がファンの心には全く響いていなかった。
むしろ私には虚しさすら覚えた。
しかしDVD見てみると、先の言葉はスタッフが混乱収拾の為指示した台詞であって、メンバーは舞台に出たがっていたという映像が収められている。
特に有安が泣きながら「出たい…」と呟くシーンは号泣ものだ。
時間の関係で舞台に出られないというあの現場でのベストの対処方は、メンバー全員にマイクを回して生の感情を一言ずつ観客に届けることだったと思う。

つまり現場とDVDでこうも違うのかと感じた貴重体験であった。
今まで生・現場が絶対だと思っていたが、それだけではなくその補完も含め映像メディアの相対的重要性を痛感。
結論として何が言いたいのかというと、この「サマーダイブ2011 極楽門からこんにちは」DVDは素晴らしいということですよ!

DVD貸してくれた地元友達T君に感謝。

伊集院光ラジオちらっと聞いて寝る。