立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

9月9日(金)の志ら玉

晴。
10時半起床。
 
東銀座。
14時40分、歌舞伎座、「秀山祭九月大歌舞伎」第二部。
「二世中村吉右衛門一周忌追善」が付される。
 
「松浦の太鼓」。
松浦鎮信白鸚。やや台詞フガフガして聞こえたことで、やっとこの人にも歳を感ず。しかし口上にて初役と知る。この御歳で(八十歳)「秀山十種」よりの初役とは、驚愕と感動。
宝井其角歌六吉右衛門丈相手の持ち役。
大高源吾、梅玉
芝居の最後にこの三人による劇中口上が付く。これが良かった。
白鸚は兄の立場から、歌六播磨屋一門の立場から、梅玉は数多共演した後輩立役の立場から、三者三様の追悼が素直に心に沁みた。
 
揚羽蝶繍姿」。
吉右衛門十八番物ダイジェストの新作。
「籠釣瓶」・「鈴ヶ森」・「熊谷陣屋」、そして「播磨潟だんまり」で幕。
佐野次郎左衛門・熊谷次郎直実での幸四郎奮闘は理解出来るが、どうしても劇中劇の様な「小ささ」、「セコさ」感ず。寧ろ逆説的に吉右衛門の上手さ、大きさばかり思い出す。
「鈴ヶ森」幡随院長兵衛、錦之助
事前配役で気になっていたのが八ツ橋役を勤めるという福助。果たして外八文字踏めるのかと心配していたが、まさかの回り舞台に乗った状態で運ばれて出てきたのには驚いた。歩く歩道じゃないんだから。
 
「カプセルホテルファミー」。
サウナ五セット。
 
「てんや」で、天丼に冷や酒。
 
帰宅後、サウナ効果で体がポカポカ。
 
radikoタイムフリーで、ニッポン放送、「櫻坂46尾関梨香のオールナイトニッポン0」聴取。
卒業決まっている尾関梨香さんメインの最後のラジオ。
助っ人的ゲスト井上梨名さん。「こち星」MCを尾関さんから継いだ四代目。
コーナーの合間に流す楽曲。欅時代から現在の櫻までの思い出が込もった尾関さん自身の選曲が、その理由含めてどれも良い。
最後は名曲「バスルームトラベル」。やっぱりこれか。これだ。
 
ネットで、靴二足購入。
 
2時半就寝。