立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

12月の観劇

前記の仮名手本忠臣蔵の他、今月は芝居系をたくさん見に行った。
簡単な感想を一言ずつ。
 
日生劇場 十二月大歌舞伎
「摂州合邦辻」
菊之助奮闘。雪の立ち回りは富司純子思わせる。菊五郎の坊主の踊りは小沢昭一的な滑稽味。
「達陀」
 
 
国立劇場 文楽鑑賞教室
「伊達娘恋緋鹿子」
三十三間堂棟由来」
解説の相子大夫と清丈の絡みがまるで漫才。客席の若い子達大爆笑。やーやっぱり関西人はすごいわ、と文楽以外のところに一番感心してしまった。
 
 
木馬亭 浅草21世紀12月公演
「人情喜劇 芝浜」
橋達也先生の魚勝よかったです。僕はやっぱり加藤ちえりさんが好きです。あと演芸コーナーのブラック嶋田さんが麻原彰晃に見えてしようがなかった。
 
 
中野スタジオあくとれ 有名塾&EBA提携プロデュース
「ドラゴンビルサービス」
コンタキンテさんはやっぱり最高だと思いました。泣き笑いの芝居ぶり。同郷で、さらに関東高田組世代の私は特にコンタさんに思い入れがあるんです。
 
 
今年良かった芝居は
3月日生劇場「染模様恩愛御書」染五郎愛之助
6月歌舞伎鑑賞教室「鳴神」愛之助・孝太郎
 
今年初見の良かった映画は
中島哲也監督「告白」松たか子
石井輝男監督「異常性愛記録ハレンチ」
 
今思いつくのはこんなところです。