立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

古本屋

時間つぶしに中野の街をぶらついていると線路沿いに古本屋を発見。
初めて立ち寄る。
なかなかの品揃えでわくわく。
いい古本屋かどうかは店内に入った瞬間だいたいわかるものだ。
二冊購入。
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「歌舞伎手帖」 渡辺保  駸々堂
 
歌舞伎演目事典。
この出版社初めて見た。
家に帰ってふと講談社+α文庫の矢野誠一著「落語手帖」調べたら巻末に「駸々堂より刊行されたものを再構成」とあった。
同じシリーズだったのね。
 
 
「小ばなし歳時記 上」 加太こうじ  立風書房
 
小噺本は見かけると買うようにしている。
この「上」は1月から6月まで。
いったい「下」はどこにあるのやら…。
黄金バットの紙芝居で有名な加太氏は葛飾区居住の作家というのは知っていた。
昭和54年発行の本書には巻末の著者紹介で「葛飾東金町3の33の15」と住所が書いてある。
我が家から結構近い。今度探してみようかしら。
もしかしたらまだ御遺族が住んでるかも。
昔の本にはこのように住所載ってるケースがある。
たしか古本屋で買った「現代落語論」にも家元の昔の住所載ってた記憶が。