直木賞受賞作故文学界の演芸物としては超メジャーな本作だが、実は先月初めて読んだ。
お恥ずかしい…。
十代・二十代と、図書館でも本書意識していたが、何故か後回しになり今に至ってしまった。
そして三十半ばでやっと読んだというわけだ。
しかし十代で読んでいたらこの良さ解らなかったかもと思えばこの年で読んだのもよしとしよう。
数年後にまた読み返したい一冊となった。
「知ってる人はよーく知っている、知らない人は全く知らない」と昔御自身が高座で自己紹介されてましたが、あのカルトプレイヤー山本竜二氏の自伝。
「知ってる人」はカバー見ただけである程度内容わかってしまうので流石に電車内ではカバーつけて読む。
万人には全く薦められない内容ですが、面白い人にはとことん面白い。
嵐寛寿郎のエピソードや大部屋俳優時代の話がとても興味深かった。
万人に薦められない面白部分は、ヘンリー塚本さんやのり太君の話。