立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

4月27日(土)の志ら玉

晴。

10時半起床。
 
 
13時、梶原いろは亭、「立川流いろは亭昼席」出演。
ヒザ「反対俥」。少ないお客様を盛り上げようと前半無理にテンション上げ過ぎた。大声を出し過ぎ、ペース配分のミスで後半パワーダウンが口惜しい。
トリ龍志師匠「猫久」。
 
Amazonプライムビデオ、パク・チャヌク監督「別れる決心」。
2022、韓。
パク・ヘイル、タン・ウェイ
夫殺しの疑惑がかかる女と、刑事のサスペンスロマンス。
時間軸を切り取る映像が美しい。
 
中公文庫、二代目神田山陽「桂馬の高跳び」読了。
副題「坊っちゃん講釈師一代記」。
伯山さん尽力による先代山陽先生自伝の再刊。
帯に「この本を文庫にするのが夢でした。」とある。
これは伯山さんの大師匠孝行であり、また師匠孝行であります。
自身の新刊を出すだけでなく、旧資料の復刊というこういった講談界に対する恩返し的行為が出来るのは素晴らしいことと尊敬。
そしてその伯山さんのサイン入りのものをブックオフで購入したのであった。
知らなかった古い講釈師の話はじめ勉強になる。
また、嘗て「東京寄席」の楽屋にふらっと来たり、新井薬師節分会での看板で見て謎の存在だった神田連山氏の経歴が本書でやっとわかった次第。
講釈師も一昔前は色々と怪しい御仁がいた様であり、他人事としては面白い。
 
4時就寝。

 

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