立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

4月25日(木)の志ら玉

晴。
初夏の気温。
10時半起床。
 
角川新書、水木しげる荒俣宏「戦争と読書」読了。
副題「水木しげる出征前手記」。
昭和十七年、二十歳の水木しげるが出征前に書き残していた約一ヶ月間の日記。
その全文を荒俣宏が読み解き、戦中時代の若者の「読書」とは、に迫る。
その水木しげるの「一種の読書日記」には、聖書、仏教書、ゲーテニーチェ夏目漱石等々への幅広い知的好奇と煩悶、そして死と対峙する焦りが綴られる。
 
夕方、歩いて図書館。
返却。
ここ数年、返却期限が無いと読書ペースが遅くなるので、敢えて図書館で借りて読んでいたが、思うところあり貸出を止める。
それよりも手元の蔵書、数多ある積ん読本を優先して読まねばと思い直した為。
 
その図書館の行き帰りでぶつぶつ落語の稽古。
 
Eテレ、「ドキュランドへようこそ『ニュースの常識をぶっ壊そう』」録画視聴。
2023、米。
海外で制作されたドキュメンタリーを流す番組。
2020年に新しく作られた報道メディア「The 19th*」。
女性参政権が認められた際の米憲法修正第19条に因んだ命名
トランプ政権下であったコロナ禍のアメリカの現状が伝わる良番組。
 
寝る前に、明日の着物支度。
この時節にこの温気では果たして何を着ていいやら迷う。
1時就寝。