立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

6月10日(月)の志ら玉

雨。
梅雨寒。
正午起床。

16時、時代劇専門チャンネル、「鬼平犯科帳'81」。
最終回、ゲスト志ん朝師匠。
ニセ用心棒役のコミカルな役どころ。
錦之介はあまり出ず、志ん朝師匠が実質主役。

河出書房新社前田日明前田日明が語るUWF全史 上」読了。
編者と称した塩澤幸登氏が前面に出過ぎているのが鼻に付く。
前田日明へのインタビューを中心に、「熱心なプロレスファン」として登場するI氏の分析だけを素直に裏方の「編集」に徹し纏めればまともな本になるのに、と思ってしまう。
柳澤健著「1984年のUWF」への反論本だが、私には彼らが柳澤本に対して思っていることと同様、所詮本書も塩澤氏の前田擁護の為の牽強付会
下巻もあるようだが、この調子続くなら読む気になれず。
私も「1984年のUWF」については、ターザン山本の怪しい証言等、信憑性疑う部分は幾つも感じるが、最も大きい「佐山サトル史観」という斬新な視点でUWFを捉えた点は評価している。
ロフトプラスワンで行われた「吉田豪前田日明トークライブ」を見に行き、その時前田から語られた「1984年のUWF」周辺話(当時前田は未読だと明言していた)を面白く聞いた身として、本書の様な下手な纏め方は、期待していただけに失望。
それこそ信憑性が怪しい「パワー・オブ・ドリーム」の記述を今更引用するんなら、直に前田にその事実関係聞けよ!、と思ってしまう。
次は、素直に「証言UWF」を読もう、と思った。

夜、雨強く降るなか、図書館からスーパーで買い物。

0時、TBSチャンネル1、「矢作萌夏ソロコンサート」。
通称「すちコン」。
彼女の文春騒動あったこのタイミングでの再放送は、運が良いのか悪いのか。
歌って踊る彼女をきちんと長尺で見たのは初めて。
生歌で勝負出来る力と度胸、そして早替え含む衣装チェンジ多さのサービス精神。
逸材の魅力溢れる良いコンサートであった。

ゴミ捨てして、6時就寝。