立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

8月28日(火)の志ら玉

曇。
涼しい。
8時半起床。

京橋。
映画アーカイブ地下ホール。
行列に並ばされ、開始十分前にやっと入れる。
今年から「フィルムセンター」から「映画アーカイブ」と組織が変わり、厳密にチェックする整理番号順入場になった為。
映画見るだけなのに下らないお役所仕事に付き合わされているようで、何とも馬鹿馬鹿しい。

13時半、今村昌平監督「 『エロ事師たち』より 人類学入門 」。
1966、日活。
小沢昭一主演。代表作として必ず挙げられる一本。
坂本スミ子近藤正臣
田中春男殿山泰司・先々代鴈治郎ら「おじさん」達がいい味で活躍。

池袋。
17時半、噴水広場。
Stella Beats・Chu☆Oh!Dolly・愛乙女☆DOLLのアークジュエル系三組。
各20分持ち。
続けて見ると愛乙女☆DOLL一日の長の貫禄。

19時、ニコニコ本社B2、ベボガ!。
25分。
先日解散発表したばかり。

バス帰宅。
近所の銭湯寄ろうとしたが、臨時休業。

文春文庫、小野一光「新版 家族喰い」読了。
副題「尼崎連続変死事件の真相」。
「民事不介入」を盾にした警察の対応。
その対応の連続による野放しが角田美代子という怪物を育て上げた、といっても過言ではない読後感。
「桶川ストーカー殺人事件」(清水潔著)でも感じた警察への不信と絶望。
仮名にされた集団と個人の「X」と「Z」とは何なのかという闇を感じながら、「尼崎」の闇をも思う。
「新版」の「文庫版補章」もなかなかのボリューム有し、裁判事実含め更に「真相」に迫る。
読むのに心への負担がかかる程重い書。

4時就寝。