立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

8月5日(土)の志ら玉

曇時々晴。
8時起床。
長い一日に備え、荷物の軽量化図り、必要最小限の持ち物で外出。

午前、青海駅
お台場付近一帯でのアイドルフェス「TIF2017」。三日開催の二日目。
入場リストバンド引き換えが、長蛇の列。
45分程並んだか。30分弱と踏んでいたが、読み甘かった。

時間的に初動計画予定諦め、メイン会場のHOT STAGEへ行く。
フジテレビ夏イベント用会場内に設置された大型屋外ステージ。
11時過ぎ、TIF生放送スペシャル収録の途中から。
欅坂46一曲披露見られる。
終わると直ぐにはける平手友梨奈、不穏な感じで気になる。
以下HOT STAGEの観覧記録。
同ステージは持ち時間30分。

i☆Ris
何となく客層の違い感ず。アニヲタ的なノリ随所。

妄想キャリブレーション

欅坂46
欅とけやき。
ツアー中の平手友梨奈の不調・異変はネット情報で知っていたが、ここまでとは…。踊りにキレが全く無く、まるでリハーサルで軽く合わせているかの様。ロボット的にも見える。典型的な燃え尽き症候群に見えた。決してやる気が無い訳ではないのだろうが、モチベーションがゼロで体が動かないのだろう。
当然MC中の表情にも生気が無く(彼女は一言も喋らず)、前髪を簾の様に垂らし視線を遮り、客席を見ない。終わると直ぐ逃げる様に袖にはける。その姿は、正に異様である。
彼女を絶対的支柱として構成された群舞楽曲群だけに、その中心がずれると周囲も瓦解的に精彩を欠く。
彼女の「心技体」充実が絶対前提条件で組んでしまった「欅坂46」というパズルのツケ。
未熟な筈のひらがなけやきの方が、圧倒的なパフォーマーに見えた。「誰よりも高く跳べ!」、印象的。
アイドルとは、何と残酷なものだろう。

厳しい現実を目の当たりにし、絶望的な気持ちを抱え、会場移動。

HEAT GARAGEと名付けられたZepp Divercityへ。
14時過ぎ、入場するとLinQの途中。
冷房が効き、快適。
以下HEAT GARAGE観覧記録。
同ステージ持ち時間20分。

callme
いつも通りの安定のパフォーマンス。

「いつも」「安定」的に素晴らしいものを見せてくれることへの感動。地道な努力と経験の力は、「スキャンダリズム」や「ストーリー」や「キャラ」といった様なケレンに比し、実によく忘れられがちなものである。
先程色々考えさせられ、消沈していたが、気持ちが洗われる。矢張、アイドルは素晴らしい。

フィロソフィーのダンス
初見。評判の声は聞いていたが、渋い歌謡曲っぽい格好良さ。唸る。

・SUPER☆GiRLS

ユニット曲多め。欠場メンバー数名いるが故の窮余の策なのだろうが、「?」が浮かぶ。


・GEM

sora tob sakana

室内で大分涼んでリフレッシュ。再びHOT STAGEへ向かう。
以下HOT STAGEでの観覧記録。

9nine
四人体制になって見るのは初か。久々だが、随分イメージ変わったメンバーが。

・わーすた
アゲ曲ばかりのイメージだったが、感動させる様ないい曲があり(母への感謝を歌った「ちいさな ちいさな」)、これがまた良し。惚れ直す。

STU48
岡田奈々さん中心に目で追う。

東京女子流
TIFに「帰って」きてから初の舞台故大注目で臨む。
所謂「アイドル」時代の楽曲のみでの構成も、私の周囲の客(48GやBiSH目当てか)の反応は驚く程鈍い…。あの「おんなじキモチ」でさえも「過去」のキラーチューンとなってしまったのか。その温度差に大ショック。
確かにアイドル客の入れ替わりは、想像以上に早い。これが彼女達が居なかった三年間のTIFの現実なのか。

PASSPO☆
日が落ちて、夏の夜の雰囲気が出る。
相変わらずの盛り上げ上手。盛り上がりつつも、「みおみおのおっぱいってこんなに大きかったのか!」ばかり気になってしまった。

・BiSH
同じ楽曲六連続披露。口パク故無意味な茶番にしか見えず。しかもいつもの手口。周囲が盛り上がれば盛り上がる程、冷めていく自分。

HKT48
冷めた気持ちを引きずりつつ、更に客の荒れ様に耐えられず(私の目の前でリフト上げた集団から強制退場者が出る)、ライブ途中で会場後にす。楽しくない、寧ろ辛い。振り返れば、いつもHKTとは相性悪い。

20時半現場離脱。今日の私のTIF終了。

バスで門前仲町
大阪王将にて、焼餃子つまみにビールからハイボール
一人今日一日のあれこれを振り返る。
屋外ステージに居た時間が長く、曇がちな天気ながら、更に日焼け止め塗っていながらも、結構焼けてしまった。噺家に日焼けは大敵なので、若干動揺。

東西線で、23:45帰宅。
2時就寝。泥の様に寝る。