立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

2月16日(月)のらく里

8時起床。

昼、御徒町
立川流広小路寄席」出演。
連日の上野広小路亭
前半の出で「蛙茶番」。

仲入りで楽屋お暇し、上野で昼食。
ホルモン焼肉ランチ。

日比谷線で北千住。
16時、シネマブルースタジオ。
アカデミー賞受賞作品特集。
ノーマン・ジュイソン監督「月の輝く夜に」。 

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シェール、ニコラス・ケイジ
早起きの疲れで途中ウトウトするも、粋な恋愛物で楽しみながら拝見。

お客私一人。
が、ここではよくある風景なので大して驚かず。 

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三ノ輪。
18時半、お囃子稽古。

帰途、秋葉原で下車。
21:15予定の10分押し、アソビットシティ・GALETTe。 

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アソビットでこんな遅い時間開始は珍しい。
4人組だが、この日は2人。
しかし歌割りの変更感じさせない安定感。
トークも多めの30分。

帰宅後、シャワー浴びて遅い夕食。
食後、コタツうたた寝してしまった為眠れず。

小沢昭一「私は河原乞食・考」読了。
氏の処女出版作で有るが、氏の最高作の一つであろう。
昭和四十四年出版物を再々文庫化した岩波現代文庫版を読む。
芸能の原点を探りながら、ストリップ・見世物・香具師ホモセクシャル等を取り上げる。
職能者や専門家との対談も交えて、学術的・実践的に分析。
そして読み物としても、読者の反応を常に意識した「芸人」としてのサービス精神に満ち、大いに楽しめ、笑わせられる内容。
「巫と娼」、「愛嬌芸術」、「俳優と男色の密接性」等の考察が印象的。
「付録」と付記された「落語と私」の一章が、濃厚な文章で圧倒的に迫ってくる。