立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

12月14日(土)のらく里

14時起床。
すぐラジオ。
久米宏ラジオなんですけど」ゲスト・山田洋次
新作「小さいおうち」話。
82歳で82作目とか。

安西信一ももクロの美学」読了。
美術系大学教授によって書かれた「ももクロ論」の新書。

ここに書かれていることは、生ライブを見た者であれば全て感じとれるようなことでしかない。
といって、見たことない者には書かれていることのニュアンスがどこまで通じるのか。
要は、百聞は一見に如かず。

また歌詞の引用からのこじつけがやたら多いのが気になる。
歌詞は作詞家の作品であって、勿論全く無関係では有り得ないが、演者論には副次的な部類のものと考える。
それにこだわるならば歌詞に絞り込んだ論とすべきではないか。
このように、演者・運営・コンサート演出家・テレビ演出家・作詞家・作曲家・受け手(モノノフ)等々を全て「ももクロ」と大きく捉え過ぎて、的確に論を絞り込めていない印象。

特に「4章 ももクロと日本」は何が言いたいのか意味不明な箇所も多く、大した成果あるものでなし。
結果得られるものも少なし。
残念。

諸々の師走の作業。

朝6時就床。
徳川夢声CD「宮本武蔵」聞きながら眠りにつく。