立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

7月4日(木)の志ら玉

晴。
猛暑。
10時起床。
 
13時、かっぽれお稽古。
「深川」・「車引」。
 
その足で、東銀座。
16時半、歌舞伎座、「七月大歌舞伎」夜の部。
「裏表太閤記」。
猿翁初演以来四十三年振り復活とのこと。
松也の明智光秀、印象的好演。本水の立ち廻りも見映え良し。
鈴木孫市染五郎、力入る芝居をしていた。
綿津見神白鸚。座ったままで動かない役。年初以来の舞台、急速に歳を感ず。台詞回しの感じは白鸚節だが、声に張りが無くモゴモゴ言ってて中身よくわからず。
巳之助・尾上右近・猿弥・中車・雀右衛門
孫悟空が出てきて宙乗り、そして大勢の舞踊で終わる最後の幕。元々猿翁による昼夜通しの長い芝居、その切の役割としてならわかる。しかし三幕しかない今回の興行ではあまりにも唐突。前二幕の戦国歴史物語としての流れにそぐわず、興を削ぐ。
20時45分終演。
 
1時半就寝。