2024-07-13 7月4日(木)の志ら玉 日記 晴。 猛暑。 10時起床。 三越前。 13時、かっぽれお稽古。 「深川」・「車引」。 その足で、東銀座。 16時半、歌舞伎座、「七月大歌舞伎」夜の部。 「裏表太閤記」。 猿翁初演以来四十三年振り復活とのこと。 豊臣秀吉・鈴木重成・孫悟空三役、幸四郎。 松也の明智光秀、印象的好演。本水の立ち廻りも見映え良し。 鈴木孫市の染五郎、力入る芝居をしていた。 大綿津見神、白鸚。座ったままで動かない役。年初以来の舞台、急速に歳を感ず。台詞回しの感じは白鸚節だが、声に張りが無くモゴモゴ言ってて中身よくわからず。 巳之助・尾上右近・猿弥・中車・雀右衛門。 孫悟空が出てきて宙乗り、そして大勢の舞踊で終わる最後の幕。元々猿翁による昼夜通しの長い芝居、その切の役割としてならわかる。しかし三幕しかない今回の興行ではあまりにも唐突。前二幕の戦国歴史物語としての流れにそぐわず、興を削ぐ。 20時45分終演。 1時半就寝。