立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

12月4日(水)のらく里

8時過ぎ目覚める。

半蔵門国立劇場
正午開演。
「知られざる忠臣蔵」と題し、忠臣蔵珍品三題。
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「主税と右衛門七」。
芝居柄、若手中心の配役。
右衛門七の歌昇、好演。
わかりやすく、情感有る一幕物なので、大歌舞伎でも出来そうな本。
獅童辺りでやればよいと思った。

「弥作の鎌腹」。
百姓弥作・吉右衛門
コミカルな田舎者芝居で進んでいき、最後に鎌で切腹する泣かせの場。

忠臣蔵形容画合」。
七段目までをダイジェストにした舞踊。
怒り上戸(又五郎)・泣き上戸(歌昇)・笑い上戸(種之助)、親子三人での三上戸の踊りが秀逸。

16:30打ち出し。

フィルムセンター。
山田洋次監督特集。
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19:00上映「霧の旗」。
1965年作品。松本清張原作。
主演倍賞千恵子がこんなに恐ろしく、また美しいのを初めて見た。
滝沢修新珠三千代も良い。

帰宅。
次回銀座の会での噺を覚え始める。

大槻ケンヂの読みだおれ」読了。
各種連載していたエッセイ他を収録したもの。
掲載されている対談が、どうやら精神を病んでいた頃っぽく、何かやばい感じ。