立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

9月3日のらく里

早起き。
結婚披露宴司会務める当日。

前日から近づいていた台風で大雨予想されていたが、何とか保ちそうだ。
これも新郎新婦の日頃の行いが良いからでしょう。

午前中から昼過ぎにかけての挙式・披露宴なので、9時前には会場入り。
披露宴会場にて担当者と段取りの確認、マイクチェックなどしている内にあっという間に時間が近づく。
急いでスーツから黒紋付きへ着替える。

本番始まるとやはり緊張する。
皆さんにとっては一生に一度のことなので、絶対間違える訳にはいかないからだ。
余興の時間くらいから、くだけた感じで進められるようになり、少し気が楽になる。

普段使わないような全編敬語での進行故、微妙な間を埋めるコメントが咄嗟になかなか出てこない。
やはり何事も経験に勝るものないと痛感。

一番焦ったのは最後の最後、新郎の締めの挨拶に入った直後くらい。
音響係の人から最後にかけるCD見つからないのでつないでくれと言われた時。
もうお開きなのに何をどうつなげというんじゃい!
結局すぐCD見つかったのでつながずに済んだが、まさかそんないい場面で小噺やる訳にはいかないでしょ。

配膳や進行係の方々、ニコニコしていかにもサービス業という感じだが、バックステージ見ていると皆体育会系の仕事ぶり。
女性の進行係の方などは、打ち合わせでお会いした時は綺麗な女性らしい方だなと思っていたが、この日はとても男前。
後輩の男性にガンガン指示出す頼れるお姉さんでした。

無事お開きを迎える。
新郎様、新婦様。末永くお幸せに。

披露宴終了し着替え、池袋を後にする。
最寄駅に着き、駅前中華屋にて慰労の一杯。
回鍋肉定食肴にビール・ハイボール

帰宅後、アルコールと重責から解放されたリラックス状態で眠くなり数時間睡眠。
起きたら外真っ暗。
虫の声を聞く

久しぶりのDVD鑑賞。
ビリー・ワイルダー監督「第十七捕虜収容所」。
十数年ぶり二度目に見た筈だが、内容全く覚えていなかった…。
ショック!