立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

7月31日のらく里・2(上野広小路亭・両国亭編)

上野広小路亭に向かう電車の中で朝からの疲れが出て爆睡。

17時楽屋入り。
早速高座でももクロchan手拭い使おうと取り出して、きれいにたたみ直す。

日曜日故か開演前から一杯のお客様。
大入袋が配られる。
気分がいい。

お客さんの反応がいいので、出演者皆乗ってどんどん時間が押していく。
私が上がった時にはほとんど持ち時間ない状態。
こういう時は詰める役割。
軽く漫談振って一分線香即席噺から小噺「夕立や」。
トータル6、7分で本日の労働終了!
短時間でもよく反応してくれるお客様と、ももクロchan手拭いのおかげで上手くいく。

すぐに楽屋失礼して両国亭へ。
年に一度のお楽しみ演芸会「三魂まつり」が開かれるので勉強に。

私が着いた時はちょうど吉幸兄さんの'寄席の踊り'。
飲み屋で生まれた至芸「ツーレロ節」だ!
今日も越古井の瓶が生きているかのように上下に動く。

次はセクシーJさん。
お目出度い秘密の奉納芸に爆笑。

そして中津川弦さんの漫談。
爽やかな風が両国亭を駆け抜けるかの様でございます。

休憩後もう一巡。
そして最後は三人の競演。
中津川さんの美声に合わせて二人が踊り狂うクライマックス。
…ところが機材トラブル!
ジュリーの「勝手にしやがれ」がなかなか音かからない。
ピンチだと誰もが思った瞬間、中津川さんが漫談でつなぐ。
二席の漫談終えネタ出し尽くした中から、さらに必死でネタ絞り出す。
彼こそ本物のハンサムボーイだ!!
昼のももクロZといい、いざという時の底力。
昼夜の会、性質は違うがこんなところで舞台人のシンクロニシティ
どちらの会も最高でした!

楽しくて打ち上げにも参加させていただく。
楽し過ぎてどんどん時間が過ぎ、ボトルが空いていく。
日本海→笑笑→すき家と朝5:30まで。
是非来年も見に行きたいものだ。