立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

9月20日(水)の志ら玉

晴。
9時起床。
 
正午、国立劇場、「九月歌舞伎公演」。
副題「初代国立劇場さよなら特別公演」。
 
「通し狂言 妹背山婦女庭訓 第一部」。
太宰後室定高、時蔵。初役。
大判事清澄、松緑。こちらも初役。最後の幕はより力が入って、臭かったなぁ。正に大音声で、声の出方は凄かった。
蘇我入鹿坂東亀蔵。実悪のニン合わず。声も綺麗だし、藍隈も遠目では二枚目の白塗りの様。
雛鳥、梅枝。
久我之助清舟、萬太郎。
悲劇の若い男女、もストーリーに感情移入出来ず。
15時半終演。
 
表参道。
Akio Nagasawa Gallery Aoyama、「根本敬監修『蛭子能収最後の展覧会』展」。
現在認知症を患っている蛭子能収氏の絵画展。
どうやら症状が結構進んでいる様で、本当に「最後」になってしまうかもしれない。
根本敬氏が在廊されていた。
蛭子さんの絵筆のラインが、根本画伯にそっくりなところがあった。
正に因果は巡る。
 
3時就寝。