立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

9月12日(火)の志ら玉

曇時々晴。
11時起床。
 
夕方、芝居見物で東銀座。
駅改札出たところで、ブラック師匠にお会いす。
同じく歌舞伎座夜の部見にいらした由。
 
16時半、歌舞伎座、「秀山祭九月大歌舞伎」夜の部。
歌舞伎座新開場十周年」と「二世中村吉右衛門三回忌追善」の副題が付く。
 
「車引」。
松王丸、又五郎
梅王丸、歌昇
桜丸、種之助。
かっぽれの基本の踊りの一つに「車引」という曲がある。僅か三分弱の踊りだが、この芝居の形を上手く取ったものである、としみじみ思う。
 
「連獅子」。
菊之助・丑之助親子。大して期待していなかったが、親子の緊張感が会場を支配し、素晴らしい出来に。狂言師での踊りが二人共実に良し(獅子の精の衣装が、丑之助にはまだ重過ぎるか)。九歳丑之助を通じ、名門音羽屋の格式を見せてもらった。
「宗論」は、種之助と彦三郎。こちらもさらりと綺麗事で結構。
 
「一本刀土俵入」。
駒形茂兵衛、幸四郎。初役。矢張りやくざになってからがニンで、良い。
辰三郎、松緑
堀下根吉、染五郎。若いやくざ役だが、声音が父親と良く似ている。
お蔦、雀右衛門。見せ場のおわら節が上手くない。子役の歌の方が上手かった。
いつもより大分早く、20時15分に終演。
 
ゴールデン街のお店二軒。
勉強会にお越し頂いたお客様の御礼を兼ねて。
気分良く酔わせて頂く。
 
終電帰宅。
2時就寝。