立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

10月10日(土)の志ら玉

雨。

台風、急カーブを描いて進路逸れる。

二度寝で、正午起床。

 

ここ数日心配していた事案。

良い知らせの電話あり、気持ち多少軽くなる。

 

18時半、BSテレ東山田洋次監督「男はつらいよ 寅次郎紙風船」。

1981、松竹。

第二十八作。

御存知渥美清。柴又小学校同窓会のシーンで、嘗ての不良性、やくざの暴力性を持つ寅次郎の片鱗見え、嬉しい。

ヒロイン音無美紀子

若い岸本加代子、既に上手い。

病人のテキヤ仲間常三郎に小沢昭一。死期悟ったやくざ者の哀愁。

4Kデジタル修復映像で、景色がくっきりと美しい。

まるでフランス映画の様に見えた農村風景の画も。

フィルム版「男はつらいよ」の良さ知るからこそ見える、科学技術によるこの鮮やかな美しさ、であろう。

 

夕飯、マグロ鍋。

想像以上に美味い。

 

4時半就寝。