立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

4月19日(日)の志ら玉

晴。

正午起床。

 

本来ならば勉強会開催の日也。

中止となったが、この日に合わせ、掘り起こし根多台本一本と、根多下ろし一席を間に合わせたつもり。

 

14時、フジテレビ、「ザ・ノンフィクション」。

「52歳でクビになりました ~クズ芸人の生きる道~」。

ガッポリ建設」の小堀さんドキュメンタリー。

私が前座の一時期よくご一緒させて頂いた元落語家の先輩芸人。

同じく元落語家の室田さんは数年前堅気となり、現在「ガッポリ建設」を小堀さん一人でやっていることを知る。

相変わらず、兎に角ポジティブ思考なのは芸人として凄い。

こんな時節だけに、どこか励まされるところ有。

 

YouTube、「スーパー歌舞伎Ⅱ『新版オグリ』」。

中村隼人主演版。Wキャストの主役として奮闘。

地獄の場から戻ってきて以降、患ってからが若さ故の課題。

何にしろ今のうちから大役勤めていれば、必ずや将来の糧となる。楽しみ。

猿之助版と隼人版の違いは、先代猿之助と段治郎の「スーパー歌舞伎」の違い、というイメージか、と思う。

 

動画配信で、増村保造監督「陸軍中野学校」。

1966、大映

市川雷蔵主演。

小川真由美待田京介

スパイ教官役加東大介好演。訓練の一貫としての芸者遊びシーンで、中国人を模した様な宴会芸の踊り披露有。

 

同じく、マーティン・スコセッシ監督「キング・オブ・コメディ」。

1982、米。

ロバート・デ・ニーロ主演。

狂気と皮肉のコメディだが、「ジョーカー」後の今見ると狂気が際立ちこんなに強烈だったかと思う名作。

 

5時半就寝。