立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

10月6日のらく里

午後より師匠宅にて稽古をつけていただく。
かつてより憧れのネタ。
出来れば11月の自分の勉強会でやりたいと思っているがどうなるものか。
 
 
その後上野に移動し東京藝術大学大学美術館に。
師匠から頂いたチケット。「シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い」を鑑賞。
 
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最終日近かった為か平日午後にしては混んでいた。
 
シャガール以外の絵も多くあるのだが、その中で2メートル近いシャガールの絵が何枚か展示されている。
これらがやはり印象に残る。
大型のそれをじーっと眺めていると絵の中に引き込まれるような感覚になる。
動物の目がかわいい。
人間の目はしりあがり寿の漫画っぽい。
 
 
小一時間堪能した美術館を出る。
時間があるので裏道の根津方面から帰ることにする。
上野界隈は通いなれているが公園裏のこの辺り歩くのは初めて。
普段通らない道をぶらぶら。
 
谷中方面に出てふと以前来たことある感覚に。
敬愛する作家・正岡容氏の墓参りに来た際通った道だ。
これも何かの縁。その玉林寺に立ち寄りお参り。
 
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これは本堂そばにある正岡容の句碑。
「おもい皆 叶う春の灯 点りけり」
 
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猫好きだった正岡先生。
名前の「容(いるる)」をアレンジした猫の顔型の落款が洒落ている。
 
家元のお膝元根津駅より千代田線に乗車し帰宅。
充実した一日であった。