立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

4月12日のらく里

招待券が手に入ったので雨の中渋谷へ。
マッスルミュージカル「M-JUMP」。
筋肉番付とかその辺のメンバーによる大掛かりな肉体パフォーマンス。
平日の為か特設の広い会場五割ほどの入り。

出演者は、男女共腹筋が六つにも八つにも割れてるオリンピック目指してたような人ばかり。
基本的にスポーツマン特有の屈託のない舞台。
観客みんなで手拍子したり振付けしたりする私の苦手ジャンルだ。
苦笑しながら過ごす。

やってるパフォーマンスは全部凄い。
…だが文化的深みがない。
見たことないがラスベガスのショーとかは演出とかがもっとしっかりしてるのだろう。
肉体的パフォーマンスはそんなに遜色ないはず。
演出家の思想・意図希薄か。

やってることは高度でなくともサーカスやストリップの哀愁とか魅せ方こそ文化なのでは。
本公演で最も印象に残ったのはメキシコ人の二人組ジャグラー
結局彼らの普段やってる本芸が見せ方最も文化的だった。

体育会系筋肉バカ達による屈託なき超絶パフォーマンス。
今月末くらいまでやってるみたいです。