立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

10月16日(月)の志ら玉

雨。
9:20起床。
あまり眠れず。

羽田空港
スターフライヤー、12時半発、福岡14時半着。
機内結構揺れるも、同乗の幼児はキャーキャー喜んでいた。

福岡も雨。
呉服町から歩いて、福岡国際センター。 
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グッズ買う為並ぶも大行列。
一時間半並ばされる…も希望のグッズとっくに売り切れ。
ならきちんとアナウンスしろよ!

急いで、ホテルに向かいチェックイン。
荷物置いて会場にとんぼ返り。

18時半、福岡国際センター、乃木坂46アンダーライブ福岡初日。

入場時、東京体育館アンダーライブの際には無かった身分証チェックあったのが、意外であった。
アンコール込二時間二十分。
三階席後方にて、双眼鏡使いの鑑賞。
北野日奈子、大分公演に続いて欠場。

先ず思ったのは、テーマ多様、分散の印象。
どこに軸を置いて見るべきか、難解。
中元日芽香引退表明後のステージ、楽曲「アンダー」に纏わるテーマパート(泣ける!)、樋口日奈座頭、18th・19thアンダーメンバーの微妙な違い(斉藤優里中田花奈北野日奈子)、嘗てアンダーライブセンター(座頭)務めた者(寺田蘭世渡辺みり愛)の今回の立場や役割、等々。
大きなことを言えば「アンダーライブとは?」まで、自然と考えさせられる。
(更に明日以降は、全休と思われていた「北野日奈子」というテーマまでもが複雑に絡んでくることになるとは、この日はまだ分かっていない。)

19thアンダー楽曲となる「My rule」。
MV見た段階ではピンと来なかったが、生パフォーマンスで見るととても良い曲である。
今回冒頭生歌樋口日奈から始まる被せだが、生歌部分が矢張グッとくる。
この曲で思わず涙ぐんでしまったのは、自分でも予想外。

待望の「無表情」。
三人セーラー服姿は眼福。
だが、単なるコピーに終わっていたのは、ちと物足りないか。

今ツアーのセットリストと構成。
明るく楽しませる、全力を見せる、という単純なだけのものではない。
寧ろ「涙」が絡む要素が鍵である。(と言って、ベタなお涙頂戴物で泣かせてくる訳でないから、更に厄介なのだ!)
その「暗部」から来る「重い」「涙」をどう取るかによって、見た個々人の感想は変わってくるだろう。
しかし、超選抜メンバーを無条件に推している様なメンタリティーの客ならいざ知らず、ある意味「分かっている」アンダーメンバーファンは、この「物語性」を存分に感じ取り、咀嚼し、納得して楽しめる素養と見識が備わっている、と思いたい。
現に、今日のお客の反応は、一万人入っているにも拘らず、聞くところはきちんと聞く、変なコールを入れない等の態勢が出来ていた。

以前の東京体育館公演鑑賞で感じた通り、一回見ただけでは完成しない、自分の中で納得出来ない、同じセトリでも何度も見たくなる、ものがアンダーライブであった。

明日からのあと三日、その点大いに楽しみである。

会場周囲に飲み屋がなく、15分歩いた宿近くの居酒屋で、心落ち着けて一杯。
ビールから焼酎ロック。
名物の鉄板餃子・炙り明太子。
飲みながらツイッターに感想書いたり、チェックしたり。
酔えば酔う程様々な思いが湧いてくる様な感覚。 

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0時、ホテルに戻る。
4時就寝。