立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

3月15日(火)の志ら玉

13時「たまむすび」起床も、寝床でうつらうつら。
晴だが風強し。

読み始めた「幻の近代アイドル史」より、明治期の娘義太夫について興味深い記述。
当時の新聞投書欄が今のネット掲示板の様な様相を呈していた、と。
真面目な芸評だけでなく、匿名性故の悪口やプライバシー暴露、ファン同士の論争等。
あらゆる面で今も昔も人間の行動なぞほとんど変わらず。

録画していた「にっぽんの芸能」より、「藤十郎の恋」。
坂田藤十郎役、扇雀。お梶役、孝太郎。
扇雀は白塗りの立役も素晴らしい。
劇場でならばまだしも、テレビのアップでは孝太郎の顔に美女の思い入れ出来ず。こればかりは致し方ない。

6時就寝。