立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

7月29日(月)のらく里

10時起き。
雨。

中村橋駅へ。
練馬の小学校にて、サマースクールでの落語講座。
仕種など生徒に教え、それをやってもらったりしつつ、落語も披露。
「味噌豆」「長短」「親子酒」。
時間押し気味で、持っていった玉すだれは不用であった。

紹介して下さった中村橋の皆さんや、捌けた校長先生のおかげで、こちらの小学校にて数年続けてやらせてもらっている。
子ども達の反応が新鮮で勉強になり楽しい。
中村橋、バンザーイ!

帰途、赤坂に立ち寄る。
赤坂サカス・bump.y
屋外ステージにて。
地面は濡れているが、雨上がって良かった。
20分。

帰り道歩いていると、家のそばで志遊師匠にばったり。
ご近所ながら道でお会いするのは初めて。
これから直門の寄り合いだそうだ。

録画たまっていた「あまちゃん」を十話近く続けて見る。
涙、涙。
ええ話やー。

NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」視聴。
八十五歳の鰻職人・金本兼次郎。
麻布の野田岩
やはり今は老舗鰻屋でも養殖使っているのだなあ。
「仕事」を「作業」にしてはいけないという戒めを聞き、噺も常に動いていないと死んでしまう、という先人の教えを思い出す。

いつものように「古川ロッパ昭和日記 戦後篇」読書。
昭和二十一年十一月二十九日より。
「ハネる頃、正岡容約束で来り、やあやあと言ふ、口が臭くて参る。」という記述発見。
正岡容研究はライフワークだが、新事実発見。

新しい噺覚え始める。

DVDにて「スラムドッグミリオネア」。
ダニー・ボイル監督。
世間の周回遅れでやっと鑑賞。