立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

8月14日のらく里

午前中に起きる。
やっと口唇ヘルペス治ってきた。
治った後かさぶたになるのが困る。高座だと見た目が気になり目立つのだ。

13時、明治神宮前駅待ち合わせ。
この日は、倉庫の二階席亭氏との活動日。
らく里の二階」芸術鑑賞部。
ビームスももいろクローバーZのコラボイベント。
オリジナルTシャツ販売と、メンバーが撮ったチェキ写真1000枚が展示されるというよくわからない企画。
特別部員としてぷくぷくリターン氏も参加。
流石に夏休みの原宿は混んでいる。

私はよくわからないが裏原宿と呼ばれるファッション系店舗多いおしゃれな通りに会場のビームスTはあった。
どれだけの規模かわからず、ことによると行列に並ぶのではと思っていたが空いており一安心。
ウィンドウにコラボTシャツ全種類が吊されぐるぐる回る仕掛け。

しかし、そのTシャツのセンスが激悪!
白地Tシャツにメンバーの写真プリントされているのだが、そのどれもがブブカの投稿写真とか出会い系の広告写真みたい。
質感もセコい。自宅でオリジナルTシャツ作れるやつで作ったみたいな感じ。
しかも一枚¥4000!なめんなビームス
そのセンスないTシャツを店員全員が着てるのだが、買いたくないなぁ~。
どう見ても嫌がって着てるだろ、お前ら。
始めから買う気なかったが、実物見てさらに購買欲ダウン。

さらにチェキ写真の展示も、壁際一角に板立てかけ、そこに貼ってあるだけで遊び心やセンス・サービス精神など皆無。
上や下の方に貼ってあるチェキはよく見えないし(そもそもチェキは小さくて見辛いのだが)、通常の写真展のようにじっくり見られる雰囲気ではない。

メンバー各200枚ずつ撮ったチェキがメンバー毎の板に分けられているのだが、特筆すべきは高城れにの写真センス。
私は素人だから写真のことは全くわからないが、彼女の写真だけ構図全体の共通点がありそれが面白い。
とてもそれに計算があるとは見えないが、その自然な感じも良いのだ。
写真でも落語でも意図せず滲み出てしまうものこそ個性というものではないか。
わざとらしい自称個性なんてクソ喰らえ!
それを高城れにの写真、しかもチェキ写真から感じられたのが大きな収穫であった。

結局15分くらいの滞在で会場後にする。
これにて8月の芸術鑑賞部終了。
ただ売れそうだからという理由で物売るだけでなく、ファッションというセンスを扱う商売なのだから展示という方法にもセンス見せて欲しかった。
チェキとはいえ、そして撮影者が「アイドル」とはいえ、少なくとも「写真」という芸術品を扱っているのだから。
見に行ってる連中も決してふざけた気持ちでわざわざ行ってる訳ではないのだ。

そんな愚痴を互いに言い合いながら駅に向かっていると、途中でイベント行われていた。
偶然にもももクロと同じ事務所スターダスト、しかもももクロの妹分「私立恵比寿中学」通称「エビ中」の関連ユニットっぽいグループだ。
といっても男性グループだが。
恵比寿学園男子部」こと「EBiDAN」(エビダン)だ。
なんか、汁男優ことシルダン思い出される語感。
どこかの一日店長のついでに店の前で無料ライブしていたようだ。

三人共原宿を持て余し、慣れた北千住に移動することに。
明治神宮前駅から一本。
お盆だが営業していたベトナム料理屋・ハノイハノイへ。

昼から軽くベトナムビールでも、と飲みながら色々語り合う内に、またベトナムウォッカに移行する。
いつの間にか日が暮れて二本目のウォッカボトルを注文。
途中ぷくぷくリターン氏が高円寺のFeamのライブに行くと言い出した。
さっきまで行かないと言っていたので、明らかに酔った勢いだ。

倉庫の二階席亭氏と二人で飲んでいるとあっという間に閉店時間の22時。
閉店時間がメニューの隅の方に書いてあって初めて気付いた。
今までずっと終電近くまで居座っていてとても悪いことしていたものだ。
10月頃にこちらのお店で落語会やる話がまとまってきた。

バーミヤンに移動し、高円寺から帰還のぷくぷくリターン氏と合流。
感想を聴く。いいライブだった様で何より。
席亭氏は爆睡。
朝までカラオケに行くといった浮かれた案も出たが、冷静になり23:30解散。