立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

6月9日(金)の志ら玉

曇。
11時起床。
 
北千住。
16時、シネマブルースタジオ、五所平之助監督「猟銃」。
1961、松竹。
井上靖原作。
高校生役の鰐淵晴子、キュート。
まだ「不倫」は文化であり、芸術足り得た時代の文学。
そしてまたこの時代の松竹映画の言葉遣いの美しさ。
 
新宿。
お客様にお誘い頂き、観劇。
シアタートップス、JACROW「焔〜ほむら〜」。
二時間。
自動車会社の数値偽装事件を材にした社会経済劇。
この手のジャンルは小説や映画ではよくあるが、芝居では珍しいのでは。
非常に日本的なテーマ。
役者陣皆巧く、また狭い舞台ながらそれを活かした舞台装置と転換、演出で感心。
現代劇の中小劇団の芝居に対する興味はほぼ無いのだが、その思いを覆す、大変面白い観劇体験となる。
 
新宿の街に出、飲み屋何軒か訪ねるも、軒並み満席。
やっと入れた居酒屋にて、乾杯。
御馳走になり感謝です。
 
終電帰宅。
2時半就寝。