晴。
台風一過。
正午に起きる。
夜の稽古と着物準備。
夕方、西武新宿。
末広亭中席夜の部出演。
三度目の五日間出演となる初日。
18時上がりで、「目黒の秋刀魚」。
終わった後謎の疲れがどっと出る。
前回出演分のワリを頂く。
帰宅し、夕飯食べて、仮眠。
祥伝社文庫、稲田和浩「そんな夢をあともう少し」読了。
書き下ろし時代小説であり、小説デビュー作。
第一話のお弔いから始まる構成が映画的。
時代考証が細部に行き届き、落語面での勉強にもなった。
特に「千住」の噺をする際などは読み返したいと思わせる情景。
文芸評論家大矢博子氏の解説読むまで気付かなかったが、橋本左内と西郷隆盛らしき人物の挿話。
この様な巧みな仕掛けが色々とあることだろう。
細やかな手間が掛かっているのが感じられる。
登場人物の一人「瀧川鯉弁」という噺家の存在は、著者ならでは。
トリ根多稽古。
5時就寝。