立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

1月10日(日)の志ら玉

午後起床。

ビリー・ワイルダー監督「情婦」。
1957・米。
タイロン・パワーマレーネ・ディートリッヒチャールズ・ロートン
二十年振り位の再見か。
ラストどんでん返しの連続は覚えていたが、その詳細はすっかり忘れていた。

光文社、石井光太「絶対貧困」読了。
副題「世界最貧民の目線」。
世界の貧困事情を、自らの現地潜入取材と客観的データを提示し、「貧困学」講義という形式でわかりやすく記述。
「スラム編」「路上生活編」「売春編」の三部に分けて解説。
途上国での貧困層の現在の生活様式や商売が、古典落語と同様で納得。
日本も「最近」まで貧困が溢れていたのだ。
決して遠い国のことでは無い。

眠くならず、4:15、日本映画専門チャンネル杉江敏男監督「続サラリーマン忠臣蔵」。
1961・東宝
森繁久彌主演の東宝オールスター映画。
改めて、忠臣蔵パロディだけにとどまらずよく出来ている。
忠臣蔵のドラマとしての骨格の太さを実感。