立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

6月23日のらく里

11:30起床。

昨年解散したChu!☆Lips熱が何故か最近高まり、彼女達のCDをAmazonで購入。
その「Chu!☆Lipsコンプリート・ベスト青盤」「赤盤」が揃ったので、「青盤」から聞く。

午後、南阿佐ヶ谷へ。
知人の写真展を見物。
お元気そうで、かつまた盛会で何より。

駅前の日高屋風安中華屋で食事。
かけラーメン(安いけど不味い)と生ビール。

青海に移動。
落研古参Y先輩にお誘いいただきZepp東京の「POP'nアイドル 02」に前回と同様参戦するのだ。

トヨタショールームでY先輩と待ち合わせ。
まだ入場順まで時間あるので、カフェにてビールご馳走になる。

入場し、最後方に場所取り。
前回は平日開催だったので出足若干遅めだったが、今回は最初からパンパン。

全グループの入場オープニングあって、我らが嶺脇社長の挨拶でスタート。

オープニングはBABYMETAL。
かねがね噂は聞いていたが初見。
さくら学院の重音部(軽音に非ず)。
ドクロ全身タイツのバンドを従えて。
イジメ撲滅のヘビメタ楽曲を子どもが歌うというようななかなか面白い試み。

次いで、今回も司会兼任のバニラビーンズ。
明らかに初見客多いなか、出だしの二曲がマニアック過ぎたか。
最後は「チョコミントフレーバータイム」「東京は夜の7時」とノリ良い曲で取り戻したが。

私の周囲は、バニビに反応示さないお客ばかり。
私がやらなきゃ仕様がないだろと、普段率先してはしない手拍子や「東京は夜の7時」のポージングを周囲向けに担当す。
歌舞伎見に行き、誰も大向こうの人いないと、私がせねばならぬのかなと思ってしまう強迫観念と同じだ。

三番手はNegicco
芸歴十年目を迎える姉さん達だが、Zeppという大舞台に上がれた喜びがこちらにも伝わってくるステージング。
当人達は緊張しているとMCで言っていたが、それがいい意味でのフレッシュさにつながっていた。
しかし考えてみると彼女達のステージはいつもフレッシュだ。
それは惰性ということが無いからだろう。
そりゃ十年もやってればかつてはそういうこともあっただろうし、あったはずだ。
ただ上昇の兆しが見えた今の彼女達にはそんなところは見えない。

ベテランの彼女達だが、マスコミ知名度的なものもあり私の周りでは無反応。
バニビと同じく、ここが忠義の見せどころと「こんばんネギネギー」などの挨拶コールを周り向けにアピール。
ライブ名物、ラインダンスも私が音頭取らねばならぬのかと思いチラチラ周り見るが、そんな空気なし。
いざサビにさしかかるも、全くの無反応…。
心が折れ諦める。やる気満々状態でこの現実はつらい。
一人で軽く足を浮かせ気分を味わう。
私の目が届く範囲では誰もやっていなかった。
世間(といってもアイドルライブに来ているくらいの層だが)にこんなに知られていないとは。
こんなに素晴らしいのに。
これを機会にNegiccoを知り、好きになってもらいたいものである。

さくら学院
ここから持ち時間が増えたと思われる。
ただ彼女達のキャリアには持ち時間長かったか。
正直私は少し飽きてしまった。

ヒザで、ぱすぽ☆
先ず2曲披露。
その後何と10曲連続!!
ジワジワ盛り上がっているように見えたが、トリのBerryz工房目当て客の一部は座り込んで休憩していた。
私は狂ったようなその攻撃的姿勢に共感。
絶対支持。
ぱすぽ☆の現場には率先しては行っていなかったが(運営・客筋が悪い等の理由で)、この姿勢なら今後注目。
現場にも通わねば。

トリ・Berryz工房
生は初だが、今日一番楽しみにしていた。
というのもあの個性派揃いのビジュアルはもうアイドルの枠を越えている!

Berryz工房登場直前には今までなかった盛り上がり。
やはりほとんどのお客がハロプロファンなのだろう。
確かに全国的な知名度が違い過ぎるもんな。

Berryz工房登場。
メンバーばらばらのビジュアルと迫力にもう釘付け。
まるで水木しげるワールドだ。
アイドル妖怪達の個性のぶつかり合い、まるで妖怪大戦争のようでいて、独自の調和もある。
歌とダンスのスケールの大きさが半端でない。
子供の頃からハロプロ内で鍛え抜かれた並外れた実力と、子供時代の想像の範疇超えた成長後のビジュアルの不調和が、Berryz工房という一つの宇宙にごちゃ混ぜに押し込まれているようだ。
圧倒されながらも常に半笑いで見てしまう稀有なグループ。
もう私は、ハロプロではBerryz工房しか推さないと決意!
それほど生で見たBerryz工房は衝撃的であった。

℃-uteのサプライズ登場で最後はベリキューとして新曲「超HAPPY SONG」。
図らずもお得感あるラストになった。

21時終了。
流石に四時間立ちっぱなしはライブ後にガクッとくる。

上野に移動し、居酒屋「赤提灯」。
Y先輩と一杯やりながら感想などを語らう。
今後「POP'nアイドル」出演メンバーの駒が足りるか、という議題も。
次回はまだ大丈夫だろうが、次々回くらいからZepp埋めるクラスの出演者もうきついのではないかと。
ももクロやAKB系出ればまだ保つだろうが、毎回トリ取ってるハロプロのメンツもあるだろうし、いやSKEが鎖国解いたので参加の可能性も…etc.。
話は尽きないが、終電前に帰宅。
Y先輩、今回もお世話になりました。

4:30就寝。