立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

椿三十郎

本年初映画館での鑑賞は北千住・シネマブルースタジオ。
黒澤明の名作「椿三十郎」。
 
開演時間まで客は私一人だけ。
以前もこの映画館で一人きりだったのでまたかと思うも、開演5分後くらいに女性客が入場。
計二人で名画を見る。
 
十代の頃に一度ビデオで見たが、ストーリーはほとんど忘れていた。
見たことははっきり覚えているのに。
しかもその時は大して印象に残っていなかったが、いやー面白かった。
これだけ面白かったら普通忘れないだろ。
その頃いかにいい加減に見ていたか、もしくは今回スクリーンで見たから迫力が凄かったのか。おそらく両方だろう。
 
しかし十代の頃に触れたいわゆる名作と呼ばれる映画とか文学とかほとんど内容忘れてるんじゃないか?
映画も文学も、そして落語もある程度年とらないと本当の面白さわからないもんだとふと考える。
そう考えると今後年とるのが楽しみでもある。
いろいろ見返してみよう。
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