立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

根多帳

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根多帳(ねたちょう)とは、その日の演目を記した帳面のこと。
演者同志が同系統の噺を避ける為に編み出された昔からの寄席の知恵だ。
立て前座と呼ばれるその日最も古い前座がつける決まりになっている。
前座さんそれぞれの字になんとなく性格が現れているようでパラパラ見ていても面白いものだ。

写真はこの日の根多帳。
「たいこ腹」の下に注目。
錦魚兄さんが「綿」魚になっている!
こうやって僕らも楽屋で漢字を覚えてきたんだ。