「操り三番叟」。
勘九郎、人形振りの舞踊。
「お染の七役」。
七之助の七役。
勘九郎・弥十郎。
勘九郎・七之助兄弟二人揃った贅沢感。
その半面兄弟二人一組のワンセット感。
当分興行としては、二人一緒の座組でしか松竹は組まないのではないか。
勘三郎亡き今、立役と女形の兄弟なので仕方が無いが、長い目で見ると先輩達と絡めないことは不幸なのでは、と老婆心。
まだ雨降るなか帰宅。
サイゾー、太田守正「血別」読了。
副題「山口組 百年の孤独」。
元山健組系列直参組長の手記。
盛力健児元組長の「盛力本」(「鎮魂」)への反論が執筆動機だろう。
当事者の個々の主張によって、パワーバランス、事件や人物の捉え方が逆転する。
この辺りも一連の「関東連合本」に似ているところ。