立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

4月29日(月・祝)のらく里

正午、NHKラジオニュース起床。

夜の落語会会場が根津故、少し早く出て家元のお墓参り。
お線香を手向ける。

つつじ祭りで賑わう根津神社を抜け、不忍通りふれあい館。
志ん生座」。
古今亭八朝師匠が世話人されている会。
四派から出演。
私以外は人気者なので満員。

18:30開演。
前座いっぽんさんの後、私「親子酒」。
どこの馬の骨とも知れぬ私に対しても好意的なお客様で安心す。

兼行兄さん「天狗裁き」。
時としてダレる噺を、ある演出でスムーズに進めていく。
どなたかの型かご自身の工夫かはわからないが、なるほど売れてる方は一味違うなと思う。

喬太郎師「首ったけ」。
この噺、生で聞いたのは初めて。
そういえば志ん生師以外の音源も聞いたことない。

トリ、桃太郎師匠。
マクラの皇室漫談が爆笑。
黒縁メガネかけて高座に上がっていた。
最近はこのスタイルなのか?
怪しさが増して面白い。

いっぽん  弥次郎
らく里   親子酒
兼行    天狗裁き
仲入り
喬太郎  首ったけ
桃太郎  茶の湯

このような豪華メンバーに混じって出られるのは今後いつになるのか?今後そのような機会あるのだろうか?と帰り道ふと不安になる。
己の実力のみで何とかしなければと思う。