立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

10月16日のらく里

11時起床。
そういえばと思い出し、TOKYO FM坂本美雨番組を聞く。
ゲスト小泉今日子

ネタをさらってから湯島へ。
立川流広小路寄席」。
14:15、クイツキの上がり。
「目黒の秋刀魚」。
本日も踊り「なすかぼ」。

トリのぜん馬師匠「井戸の茶碗」まで各師匠勉強し、高円寺へ。

師匠が出演する会にお邪魔し、勉強させていただく。
国本武春先生に久しぶりにお目にかかる。
昨年ご病気されていたがお元気そう。

市馬師匠の「のめる」。
トントン会話進めていく立川流の師匠方にはあまりない芸風の、大らかなように見えてキレのある噺運びが勉強になる。
本来地味な噺が陽気に聞こえる。

師匠「片棒」。
先日「ザッツ・エンターテインメント」見返したばかりなので、映画気違いの息子のクスグリがすぐ目に浮かぶ。

トリ武春先生「紺屋高尾」。
後半、高尾に事実を打ち明ける久蔵が、伝法な職人言葉使うというのは落語にはない演出。
落語の久蔵は、純情さを表す為か若旦那然とした話し方だが、確かにまず職人であるはず。
篠田実の「紺屋高尾」聞き直して勉強してみようと思う。

こみち「民謡大家」
市馬「のめる」
志らく「片棒」
仲入り
市馬「灰神楽三太郎」(曲師武春)
武春「紺屋高尾」(曲師沢村豊子

沢村豊子師匠の糸が素晴らしい。