晴。
冷える。
8時起床。
東銀座。
11時、歌舞伎座、「十二月大歌舞伎」第一部。
「旅噂岡崎猫」。
おさん実は猫の怪、巳之助。まだ若く、老婆の表現に難。アクロバット的動きは流石にシャープ(おくら役のやゑ亮との絡み。やゑ亮の体技が凄い!)。しかしそこの箇所の「芝居」があまり見えぬ。先代猿之助や猿弥のその辺りの巧みさを想う。
由井民部之助、橋之助。
お袖、新悟。
「今昔饗宴千本桜」。
佐藤四郎兵衛忠信、獅童。獅童の荒事、なかなか見る機会も無いが、随分と良くなったものである(こんな演目でその事実を知るとは)。客席を煽っての盛り上げ方は(舞台上だけでなく、宙乗りでも絶えず客を煽っていたのは驚いた)バンドをやっている獅童ならではの方法論だと思った。
獅童の息子、小川陽喜・夏幹の二人がちょこちょこ動いてかわいい。
種之助・青虎・蝶紫・國矢。
カーテンコール有。
結句、超歌舞伎の「成功」は獅童ならでは、と知る。
中野。
ギャラリー街道。
街道メンバーによるバザー的お祭りイベントにお邪魔する。
古本二冊購入。
渋い良い本が手に入った。
小津作品見返したくなる。
小津の言葉「なんでもないことは流行に従う
重大なことは道徳に従う
芸術のことは自分に従う」。
明日の稽古。
着物準備。
2時就寝。