立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

7月5日(日)の志ら玉

曇時々雨。

蒸し暑い。

8時半起床。

 

映人社、稲田和浩「にっぽん芸能史」読了。

日本の芸能起源からを書き起こした「大衆芸能通史」。

芸能に関する、わかっていたつもりで忘れていたことを数々思い出させてくれ、またまるで知らなかったジャンルについての基礎を教えてくれる一冊。

アメノウズメの「踊り」から始まり、「現代に生きるアメノウズメ」としてストリップで締めるところは、正岡容系譜の小沢昭一史観であり、嬉しくなる。

本書は2014年出版。僅か六年前とつい最近の様に思っていたが、浪曲の記述には国本武春先生が当然の様にスターで居られ、講談の記述では松之丞ブームはまだ来ていない。

「大衆芸能」におけるブームという瞬間風速の速さを改めて考える。

また、某「評論家」を揶揄した記述があるのだが、痛快。

 

18時、文化放送、「乃木坂46の『の』」。

MC岩本・大園。

二人の何気ない明るい会話に純粋に元気が出る。

「ひと夏の長さより…」・「あの教室」という良選曲も心に沁みた。

 

うたた寝から目覚めて、落語台本書き。

寝たことにより調子上がり、一気に四分の一程進んだか。

書くことの楽しさを実感するのはこういう時也。

 

4時半就寝。