立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

7月4日(土)の志ら玉

曇時々雨。

13時起床。

涼しく、よく寝る。

 

小学館鈴木智彦「サカナとヤクザ」読了。

副題「暴力団の巨大資金源『密漁ビジネス』を追う」。

三陸アワビ・北海道ナマコ・北海道カニシラスウナギ等を章立てし、取り上げる。

個人的には、「築地市場潜入」と「レポ船」記述に惹かれる。

暴力団・堅気ではない密漁者という当事者に直接取材し、「これまでのジャーナリズムが拾わなかった不純物を補完してようやく、当時の物語が生身のものになる」と記す。

まさに「不純物」そのものであるやくざ専門誌からスタートした筆者ならではの、「漁業」という社会問題へのアプローチと回答である。

「農業」出身のやくざはいないが、「漁業」出身のやくざは意外にいる、という指摘は「やくざ」というアイデンティティの分析からすると鋭い。

 

20:15、文化放送、「佐々木琴子トップギア」。

 

落語関連はじめ、幾つかの気になる動画チェック。

胸を打つものもあれば、笑えるもの、呆れるものも在り。

 

トリ根多を浚う。

 

4時就寝。