立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

節電生活

震災以降、夜は部屋の照明を点けず電気スタンドの灯りで生活している。
そのように環境が変わると生活も変わるもので、読書時間が増えた。
私の場合薄暗いと本読みたくなるようだ。
 
そこで読み終えた本を紹介。
イメージ 1
三遊亭圓生 「江戸散歩 下」 朝日文庫
数年前に古本屋で購入。
浅草・向島・芝・本所・深川等の昔と今のエピソード。
「上」は十五年くらい前に読んでいたが内容完全に忘れている。
というか千葉の田舎者の私には、当時東京の地理的実感がほとんどなかった。
それでは読んであまり面白いはずがない、と今にして思う。
本棚の目に付くところすぐに「上」あったので東京在住になっている今また読み返してみよう。
 
もう一冊。
イメージ 2
三谷幸喜清水ミチコ 「いらつく二人」 幻冬舎
二人のラジオ番組のトークを文章化し収録したもの。
三谷さんのエッセーよりさらに軽いのであっという間に読み終える。
文章中に清水さんのマネージャー「サユリちゃん」の話題が数回出てくるのだが、「あっ!サユリちゃんって志らら兄さんの奥さんのことか!」と急に現実に引き戻される。
その度何故かドキッとするのが面白い。
 
偶然にも二冊とも和田誠の表紙。
圓生師匠が何ともいえない味わい。
 
 
そして今併読しているのが
イメージ 3
 
イメージ 4
「現代ヤクザ大事典」と江戸川乱歩の「十字路・盲獣」。
漠然と気分で選んで読んでる二冊だが、これも偶然になんか似通った匂いがするものだなぁ。