立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

6月29日(水)の志ら玉

曇。
7時起床。
早寝早起が身に付いてきたか。

岩波文庫久保田万太郎「末枯・続末枯・露芝」読了。
「末枯」・「続末枯」は噺家関連小説で、大正の作。
その当時の時代的存在としての「噺家」。
その小説雰囲気を、戦後の「ボードビリアン」に移し替えた文学が色川武大著「あちゃらかぱいッ」ではないかと、読んでいてふと感ず。
その時代の芸人が放つ「哀愁」と「退廃」。

毎日新聞社小島貞二「落語三百年 明治・大正の巻」読了。
速記中心だが、小島先生の解説文が面白し。

毎週録画していたTBS「毒島ゆり子のせきらら日記」、最終回を見る。
今季見ていたドラマはこれ一本。
前田敦子主演。
彼女とは本来真逆の役どころであるだろう政治記者に見えてしまうから(あざとい役作り無しで)俳優前田敦子は恐ろしい。
恋愛体質という設定は、寧ろ本人との近さを感じさせるので、これはこれでしっくり来る。
今までの映画、ドラマではどこか同じ様な括りの役柄多かったので、キャスティングの幅広がるきっかけになるのでは。

1時就寝。