某日、ルテアトル銀座にて「美輪明宏音楽界<愛>」へ。
何故美輪明宏か?
12、3年前一度コンサートを見に行ったことがある。
大学時代、日立市の会館。
その時の衝撃が忘れられず常に頭の片隅に残っていた。
数ヶ月前、たまたま今公演のチラシを目にし、調べたところかろうじてチケットが残っていたので見に行くことができたというわけだ。
しかし、何故二十歳そこそこの私が一人で美輪明宏を見に行ったのかは不明のままだ(笑)。
コンサートは二部構成。
一部はオリジナル曲・童謡等を中心に、曲間MCで自身の生い立ちや銀座の思い出、人生哲学を語る。
二部はシャンソンの舞台。
当時の全身に鳥肌が立つ感覚を思い出した。
「祖国と女達」「人生は過ぎ行く」「ミロール」が印象的。
たった一人の三時間半近い公演(!)を70過ぎで約一ヶ月続けることに驚愕。
未聴の方は是非美輪明宏のシャンソンを聴いていただきたい。
CDでも充分その偉大さがわかっていただけると思います。
ロビーにはたくさんの贈花が並ぶ。
槇原敬之・假屋崎省吾・池畑慎之介・米良美一・松平健etc.…。
素晴しいラインナップ。まさに人類愛だ。