立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

6月8日(土)の志ら玉

曇のち晴。
11時起床。

七月国立劇場チケット二種購入。
歌舞伎と祝祭芸。

19時、文化放送、「阿澄佳奈のキミまち!」。
内「佐々木琴子トップギア」。

22時半、TBSチャンネル2、「音楽の巨人たち」。
「#2 サミー・デイヴィスJr.」。
1963年産経ホールでの来日公演を中継した当時のモノクロ番組。
歌は勿論、タップ・歌ものまね・ドラム・鉄琴・ピアノをこなすエンターテインメントショー。
その自然な構成の洒落ていること。
全編英語でのMCだが、舞台上の芸同様、何となく理解し楽しんでいる様子の客席。
勿論サミー・デイヴィスJr.を見たくて集まっているお客だが、そのセンスのアンテナ含め、昔のお客の方がエンターテインメントを楽しむ文化レベル高かったのでは、とまで思ってしまった。
正に談志家元達の世代。
その世代が、アメリカンナイズされたショーやタップやスタンダップコメディの「粋」に憧れるのがよくわかる。
また家元が、「落語家」に歌舞音曲や屋台囃子というものも含む実演音楽芸術を課した意味が、今までも頭ではわかっていたつもりだが、「総合芸術」というショーの実感として理解出来た気がした。
このサミー・デイヴィスJr. のショーをはじめ、当時の日劇等のステージもかくやと思いを馳せる。

4時就寝。