立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

3月16日(金)の志ら玉

雨。
11:15起床。

午後、半蔵門
国立劇場チケット窓口で、五月前進座公演チケット購入。

16時半、国立劇場「三月歌舞伎公演」。
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「増補忠臣蔵」。
「本蔵下屋敷」の副題。
二段目・三段目と九段目を繋ぐ云わば「外伝」。珍しい演目。
桃井若狭之助、鴈治郎
三千歳、梅枝。琴を奏する見せ場有。
加古川本蔵、片岡亀蔵。貫目不足。

「梅雨小袖昔八丈」。
髪結新三、菊之助
様子はとても新三らしい色男振り。
だが肝心の色や欲といった内面の小狡さが、どうも。菊之助本人の生真面目な堅物的性分が先に立つ。
その点菊五郎や故勘三郎新三の狡さ、いやらしさたるや!初役故今後に期待。
大家の亀蔵、こちらは役にはまる。トーン張り上げず、力と強欲さをじわりと見せるその巧さに、感嘆。
弥太五郎源七、團蔵
忠七、梅枝。清爽。
20時半終演。 

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小雨の中帰宅。寒さ戻る。
1:45就寝。