立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

10月25日(水)の志ら玉

雨。気温ぐっと下がる。
正午過ぎ起床。
体調少し良くなる。

着物用意し、夜の稽古。

夜、日比谷。
銀座、伽藍バーにて、お馴染みの落語会。
「笠碁」と「がまの油」。


二席目の「がまの油」に入ると、カウンターで喋り出すお客在り。

しばらく我慢していたが、止む気配無し。
その客を黙らせて聞かせようと、「がまの油」の口上内で、怒鳴ったり、沈黙の間を使ったり、本物の大道芸人になった様な駆け引き。
「落語」になっていたかはわからない、が大道芸人の心持ちは学ぶ。
久々の修羅場也。


銀座で飲む様な方は矢張り上客が多く、このような非文化的手合いは滅多にいない。

同所で十年近く月一で落語やらせてもらっているが、今までそのようなやりづらさ覚えたのは二度程しかない。

落研先輩三名が見にきて頂く。
終演後、客席で歓談。

ビール、ハイボール

雨上がる。
0時半帰宅。
2時半就寝。