立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

10月19日(木)の志ら玉

曇。
7:10起床。
シャワー浴びて、身支度整えチェックアウト。

天神の高速バスターミナルから、8:52発鹿児島行き。
昨夜寝てないので、眠ろうと思うも何故か眠れず。
13時鹿児島中央駅前着。
思った程長く感じず。 
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昼食。
ふらっと入った駅前ビル地下の黒さつま鶏の店。
チキン南蛮定食。

市電で移動し、本日のホテルにチェックイン。
大浴場が付いていたので、ひとっ風呂浴びてから会場に向かう。

鹿児島市民文化ホール乃木坂46アンダーライブ。 

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18時半開始。

私にとって今ツアー一番の事件が起きる。
琴子さん、二曲目終わった瞬間片手で咳をする様な仕種見せ、そのまま小走りで下手袖にはけてしまう。
すぐ戻るかと思われたが、なかなか戻ってこない。
その後、琴子さんのポジションがぽっかり空いたままライブは進んでいく。
心配と、焦燥と、きっと大丈夫だと言い聞かせる様な思いで、ぼんやり立ち尽くす自分。
この会場はスクリーン無い為、琴子さんが居ない今、一体舞台のどこを、誰を見ていればいいのかわからない。
私は呆然と空白のポジションを見つめ続けるしかなかった。

計6曲済んだMC後の夏曲煽りパートで、琴子さん待望の途中復帰。
そのパート中、二階席お立ち台に来た至近距離のメンバーに見とれているうちに、気付いたら下手仮花道に琴子さんが戻っていて、驚くやらホッとするやら。
一安心も、今度は彼女の体調の心配が募る。
気が気でない。
ずっと顔色悪い様に見えた。

この離脱劇、余程前方席か単推し客以外わからなかったのではないか。
何気無く戻り、その件にMCで触れなかった為。
しかし興行として見ると、その騒動触れないことで心配させる様なこと無く済んだのは正解だろう。

二階席にお立ち台。
私の目の前、僅か2メートル先に、斉藤優里能條愛未川村真洋和田まあやが交互に来る。
近過ぎて照れてしまう距離。
いやー、テンション上がった。
特に、斉藤優里の良い香りと、能條愛未の顔の小ささが印象的。

北野日奈子MC、昨日に続いて長尺。
以下、その印象的な箇所。
以前は、上に上がる為には他人への「優しさ」は必要なのか?と考えていた。しかし今回のことで皆の「優しさ」に助けられた。アンダーメンバーは皆「人がいい」。という旨の発言。
受け止め方によっては、アンダーメンバーのハングリー精神の無さ、世渡り下手の指摘とも取れるのだが、皆が皆そんな事でも悩んでしまうのだろう。
そんな人柄が滲み出るアンダーメンバー故、逆にアンダーメンバー皆のことが益々好きになる。
「情けは人の為ならず、巡り巡って己が身の為」。

驚く程静かに客席皆が北野日奈子の喋りを聞いていた。
その他の面でもお客の反応・態度は、今日が一番良かった。
とても良いお客さんであったのは嬉しかった。

これで私の「乃木坂46アンダーライブ九州シリーズ」は終わった。
明日の宮崎千秋楽も無事に終わって欲しいと願うばかり。

終演後、恒例の飲み屋探しも、まるで何も無し。
宿を通り過ぎ、更に大通りに出たところにやっと見つけた焼き鳥屋に入る。
奥の座敷に数人先客いるが、あとはカウンターに私一人だけ。
ビールから焼酎ロック。九州で飲む焼酎はどれも美味い。
名産品、きびなごの天ぷら。
「カツオの腹皮」というのを初めて食す。弾力のある部位塩焼きに酢をつけて。

ホテルに帰り、再度大浴場へ。
2時半就寝。