立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

5月16日(火)の志ら玉

曇。
体が重く起きられず、午後まで寝る。

19:10、チャンネルNECO、石田朝也監督「無知の知」。
2014。
3.11福島原発事故ドキュメンタリー。
震災発生当時、原発では何が起きていたのか。テレビや大手映像会社では使えないゲリラ手法も用いて、単純な疑問に迫ろうとする。
良質な力作也。

TBSチャンネル2、「日曜劇場 山本周五郎時代劇特集」。
各一時間ドラマを数話続けて見る。
「ひとごろし」。植木等
「釣忍」。勝新太郎
「ちゃん」。十七世中村勘三郎
「あだこ」。吉永小百合
全て簡素なスタジオセットで、その点時代劇としてのリアルさは薄いが、逆に脚本と演出と役者でどうにでもなることの証左。
「時代劇」だろうが「現代劇」だろうが、「ドラマ」は「ドラマ」。
低迷し尽くした時代劇の現在において、これがヒントでは。
金掛けて、江戸村で撮って、CG処理施せばオッケー、というものではない。

2時半就寝。