立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

1月24日(火)の志ら玉

晴。
13:20起床。

TBSラジオ「たまむすび」。
15時から急遽、町山智浩吉田豪春日太一による松方弘樹追悼特集。

文藝春秋朝井リョウ「武道館」読了。
2015年発行だが、その三、四年前位からのアイドル界隈の時代感が濃厚且つなかなかのリアルさ。
読んでいて、「その当時」のハロプロAKB48ももクロらが頭をよぎる。
2017年の今読むと、既に懐かしさすら感じてしまうのは、浮かれた熱気が冷めた現状とその後の変化。
今では記号としての「武道館」は消費し尽くされ、「武道館」という神話はもう廃れてしまった。
本書で書かれた時代の「武道館」は、アイドルバブル期の夢の中だった気がする。
誰しも、「もしかしたら武道館で」という夢が見られた。
時の勢いで武道館公演を成し遂げたグループが何組もいた。
現今「武道館」で行われる公演は、実利等々を計算した上でのリアルな現実だ。
何故誰もが「武道館」というファンタジーにとらわれ、そしてその記号にこだわっていたのだろう。
フジテレビで放映していたjuice=juice出演の連続ドラマを先に見ていたので、どうしても本書主人公日高愛子には彼女を演じた宮本佳林を思い浮かべてしまう。それだけ適役だったということだろう。
朝井リョウは、高橋みなみとのラジオ番組がニッポン放送30分枠で始まったので(なかなか楽しい)、本書未読を思い出し、チェックした次第。

3:45、ザ・シネマ、ジャック・ドゥミ監督「ロシュフォールの恋人たち」。
1967、仏。
カトリーヌ・ドヌーブフランソワーズ・ドルレアックが双子役。実の姉妹。
ジーン・ケリー
フレンチポップスの楽しさ。

6時就寝。